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Jun
エコロジー&エコノミー 阿部絢子さんの家事スクール vol.2 ブラシ編その2
category : column posted on : 2014/06/11
消費生活アドバイザー、家事全般の専門家として活躍する 阿部絢子さんにインタビュー。
日本テレビ系列「世界一受けたい授業」では家庭科の先生で出演。
『覚悟の片付け』『自分整理のすすめ』など著書多数。 阿部絢子さんホームページ
連載第2回では、ご愛用のブラシについてお伺いしました。
また、梅雨時のお掃除に、スポンジクロスの活用についてのお話も。
スポンジクロスは洗濯機でも洗えて、まさにエコロジー&エコノミーです。
いつもの掃除ががらりと変わる 阿部絢子さん愛用ブラシ ベスト5
① 天井ブラシ
手が届かない場所のホコリ払いに、枝の角度が変わるのも選んだポイント。表面を撫でるように使うことで、ホコリがとれます。使う時には窓を開けて。4か月に一回ほど使うと、天井、照明、壁は常にキレイに保てます。
② 隙間ブラシ
一度セットしたら、動かすことのない洗濯機、冷蔵庫、テレビ、タンスなどの隙間や下は、ホコリの溜まり場。ダニ、害虫などの棲家にもなっています。隙間ブラシをスッと差し入れ、引き出すだけで、ホコリが面白いように絡み付いて取れます。目に見えないも清潔にしておきたいものです。
③ オーストリッチブラシ
テーブルの上の写真、壁の絵画など、取り外さなければ汚れを落とせない場所は、家の中にたくさんあります。物を動かさないでもホコリや汚れが取れるのは、この羽が柔らかく、柔軟に自在に動いてくれるから。猫グッズの多い、我が家にぴったりの必需品。
④ 網戸ブラシ
網目にホコリ、チリが絡み付く網戸。こぶりで、植物繊維製のブラシは、ナイロン製網戸にフィットします。ブラシが汚れても、洗えるので一生もの。網目を上から払うようにブラッシングすれば、目が通り、風の通りがよくなります。窓開けが多くなる夏に使うととても便利です。
⑤ クロン キッチンブラシ
ブラシの隙間が空いているので、水切りが抜群。湿気の多い日本で日々使用しても、カビが発生したり、汚れが付着することが少ない。先端エッジは、焦げやこびり付きを難なく落とします。
グリップが握りやすいので力も入れやすいのも特長。キッチンだけでなく、グリップの色を替え、浴室、トイレ、洗面所などの場所に使えて、とても重宝しています。
湿度の高い時期におすすめなのがスポンジクロスです。パルプ繊維を圧縮しているものなので、水分の吸湿性、発散性がよく、すぐに乾きます。だから、布製のふきんに比べ、カビや細菌の発生が少なく衛生的に保てます。
シンクダスターとして使い、汚れが目立ったり古くなったら、床用ダスターに下していくと、最後まで使えて無駄がない。土に還るエコ製品です。